不眠の原因は布団や枕にあるかも・・・よく眠るための布団、枕の条件は何?
良質な睡眠が取れると、健康な生活が送れます
が、寝不足、不眠が起こると、人は身体面、精神面、両方に不調が起こってきます
毎日イライラしたり、体がふらついたり、頭痛がする、肩がこるとロクなことがありません
良質な睡眠には、適切な自分にあった布団や枕を選ぶことは必須です
たかが布団、枕・・・と思いがちですが、1日の1/3の時間は睡眠タイムなのですから良い布団や枕で眠りましょう
不眠の原因は布団や枕があっていないのかも・・・
よく眠るための布団と枕の条件は何か?
数ある布団や枕の中でどんな点に注意して布団を選べばよいか?をレビュー
Contents
寝不足と不眠症は違う
などの次の日は、眠いです、眠気と闘いながらの仕事になります
このように原因があり、一過性で寝られなかった場合は生活リズムを戻せばすぐに元に戻ります
誰でも、よくあることで1日、2日の寝不足は問題なしです
週に3回以上、1ヶ月以上続き、昼間の体調が悪い・・・場合です
原因がないのにこうした症状に悩まされる場合、不眠症と言われています
そして不眠症には4つのタイプがあります
寝付くのに2時間以上かかる「入眠困難」
夜中に何度も目が覚める「中途覚醒」
朝早く目が覚める「早期覚醒」
眠りが浅く十分寝た気がしない「熟眠障害」
このように寝不足なら心配もしませんが、不眠症の域に入ると心配です
不眠症の原因
そもそも不眠症になる原因は何なのでしょうか?
②からだの不調が原因
③体内時計の乱れが原因
④日常生活の乱れが原因
⑤睡眠環境が原因
⑥病気や薬物(お薬)が原因
このように不眠症の原因はざっと6種類あります
この中でも
④は自身の生活の見直し(毎日、夜、遅くまで起きてスマホを見ることをやめるなど)
⑤は睡眠環境の見直し(枕や布団を変える、部屋が明るすぎることの改めなど)で十分改善できるものです
自分で出来るものなので、ぜひ快適な睡眠を得る為に見直したいですね!
不眠にサプリを利用
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不眠にサプリを補助的に利用されるのは良いことです
病院のお薬とは違い効果に即効性はありませんが、食品にも含まれる栄養素が緩やかに不眠を改善します
サプリの良い点は、バランスの良い食事を心がけていても摂取できていない栄養素を補えることにあります
不眠のサプリでは、神経を休めるためにL-テアニン(お茶に含まれる成分)が入っているものが多いです
アミノ酸の一種、L-トリプトファンが入っているものもあり、睡眠時に分泌される「メラトニン」を作り出す材料になる
食品中ではマグロ、カツオ、豚の赤身に多く含まれる成分です
不眠のサプリメントは種類が多くあります
どれがよいか迷います・・・そんなときは症状別おすすめサプリのまとめ記事も読んでみてください
各症状にあった睡眠サプリはどれ?
症状別におすすめサプリを分類した記事もご参考にしてください↓
枕や場所が変わると寝られない
旅行や出張に行った際「枕が変わると寝られない」なんて場合があります
睡眠にとって枕や布団は大事な睡眠環境を左右する要因です
ゆえに枕や布団は各人にあったものを選ぶことが大切です
良い枕とは?
良い枕、自分にあった枕とはどんな枕なのでしょうか?
ポイントは首の自然な湾曲をやさしく支える枕です
頚椎は前に向かって緩やかなカーブを描いています
リラックスして立った時の形を寝た時もそのまま維持できることが理想です
具体的には、頭を乗せた時、自然に収まり、安定感がある、寝返りがスムーズに行えることが良い枕の条件となります
もう一つ、枕は頭だけを乗せるのではなく、首を支える役割もあります
肩口まで当たるように乗せて後頭部から首筋にかけての全体で頭部を支えることで、かかる負担が分散されます
首の湾曲の度合いは人によって違うものです
万人に合う枕というのを探すのは大変難しいです
「王様の夢枕」なら万人に合う
「王様の夢枕」は寝る人の頭と首の形に合わせて自由自在に変形してくれる枕です
首の隙間も枕が変形して埋めてくれます
触った感じはプニュフワーという感触で人気の枕なのですが、その柔軟性が万人の頭と首に合わせてくれます
真ん中くぼみ型で頭がすっぽり収まり、柔らかいけれど、弾力性があり頭から首をしっかり支えて安定させます
今の枕が合っていないとお感じならば「王様の夢枕」の詳細記事をご参考になさってください↓
良い布団とは?
布団には掛けふとんと敷ふとん(マットレス)があります
両方とも布団の場合は、使われている素材により優れている点に違いがあります
価格も素材により違いがあり、例えば掛けふとんの場合、羽毛は高価ですが、ポリエステルは安価です
それぞれ、これが必要だと思われる点で秀でている素材の布団を選ばれると快適な睡眠につながります
掛ふとんを選ぶ
良い掛けふとんを選ぶ際は、お手入れ、保温力、軽い、吸湿性と放湿性、ダニが付きにくい素材か?
素材別の特徴を比べて、各人の希望のものを価格と照らし合わせながら選ぶ・・・ことになりますね
掛けふとんを選ぶ場合の三大ポイントは、軽いこと、保温力があること、吸湿性と放湿性は高いに越したことはない・・・です
中でも軽いことは、掛けふとんの重要ポイントです
布団が重いと体の凸部の毛細血管が圧迫され「しびれ」ます⇒無意識に寝返りを打つ回数が増える
早稲田大学スポーツ科学学術院助教の有竹清夏先生によると
「寝返りには役割があるので、まったく必要がないわけではないですが、あまりに多いと睡眠が浅くなりがちです」と・・・
重い掛けふとんは、一番睡眠の妨げになる要素です
快適な睡眠のために掛けふとんは、軽いものがベストです
掛けふとんの素材別特長
掛けふとんの素材で、よく販売されているものは主に4種類(もっと細かく分けると混合や麻、真綿もあります)
掛ふとんの主な素材は、羽毛、羊毛、木綿、ポリエステルの4種類です
下記に一覧表に特長をまとめました↓
素材別布団の特長
素材 | 軽さ | 保温性 | 吸湿・放湿性 | 価格 |
羽毛 | ◎ | ◎ | ◎ | 高い |
羊毛(ウール) | ◎ | ◎ | ◎ | 高め |
木綿 | △ | 〇 | △ | 普通 |
ポリエステル | ◎ | △ | △ | 安い |
羽毛、羊毛は価格は高いですが、軽い暖かい、汗をよく吸うが放湿性にも優れている
ポリエステルは価格は安く軽いですが、保温性と吸湿・放湿性はイマイチです
木綿は吸湿性は抜群に良いのですが、放湿性が悪いのが難点です・・・
素材別メリット、デメリット
素材 | メリット | デメリット |
羽毛 | 軽く、暖かく、汗を吸い込みやすいし乾きも早い | 自宅で洗濯できない・品質の良いものを選ぶことは必須なので価格が高い |
羊毛(ウール) | 軽く、暖かく、汗を吸い込みやすいし乾きも早い | 虫がつきやすい・自宅で洗濯できない・価格が高い(羽毛よりは安価) |
木綿 | 打ち直しが出来るので長く使える | ホコリが出やすい・重い・汗を吸い込むが、乾きにくい・天日干しが必須 |
ポリエステル | ホコリが出ない・価格が安い・ダニが付きにくい | 吸湿性に劣るため、寝ている間の汗が布団表面に付着しやすい |
動物性(羽毛、羊毛)の素材、木綿などに比べてダニがつきにくいのは断然ポリエステル素材です
木綿は汗を吸い込む吸水性は優れていますが、放湿性がイマイチです、天日干しをして湿気を飛ばすことが大事です
木綿素材は打ち直しが出来ますので、打ち直せば長く使用できます
羊毛は動物性素材ですので湿気を持つと虫が付きます、よく陰干しをされることが大事です
掛ふとん・どんな方にどんな素材がおすすめ?
価格は高くても、掛けふとんは良い条件がそろったものが良い
羽毛は価格が高くても品質の良いものを選ばなくてはいけません
安価な羽毛ふとんは羽毛が飛び出てきたり、洗浄が悪かったりするので注意が必要です
羊毛(ウール)をおすすめの方
羽毛はちょっと高価すぎるが、良い条件のものが良い(動物性の中綿なので湿気はダニを誘う、湿気をこもらせないようにだけは注意)
木綿をおすすめの方
価格は羽毛、羊毛よりかなり安価、打ち直しをして10年以上は使いたい方
お日様の匂いを楽しみ、天日干ししたポカポカの布団で眠りたい方
ポリエステルをおすすめの方
軽いのが良い、価格が安いほうが良い、アレルギーがあるのでダニが寄り付かないものが良いとお考えの方
ちなみに私は羽毛はアトピーなのでダメ、ポリエステル素材の掛フトンを使用しています
ポリエステル素材の掛フトンは安価で、ダニが住み着かず、私の好みに合っているので快適に寝ています
ちなみにアレルギー体質なのでダニ捕りシートも寝室には置いています↓
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敷きふとん(マットレス)を選ぶ
良い敷きふとんとは、掛ふとん同様、お手入れ、保温力、重さ、吸湿性と放湿性、ダニが付きにくい素材か?
それにもう一つ大事なポイントは良い寝姿勢が保てる、寝返りがしやすいことです
好ましい寝姿勢は立ったときの姿勢が横になった状態、それには背筋が真っ直ぐに保たれなくてはいけません
ところが人の体の部位の重さは違うのです
腰部44%、胸部33%、下脚部15%、頭部8%で異なっていますから、そのままだとW字形に曲がった形で寝ることに
まっすぐな姿勢で寝られません
そこで体圧分散型の機能を持っているものですと体が真っ直ぐ状態で寝られて、寝返りも打ちやすいです
体圧を分散することで寝ている人の越した肩に負担が掛からず楽に安眠できます
寝返りの回数が減り、熟睡できます、起きた時に肩や腰や首が痛いということから解放されます
敷きふとんは体圧分散型を選ぶ方が快適によく寝られる訳です
敷きふとんの素材別特長
敷きふとんの素材で、よく販売されているものは主に4種類
(他にもキャメル、真綿もありますが超高級品高価格なので表には入れていません)
敷きとんの一般的な素材は、羊毛、木綿、ポリエステル、ウレタンの4種類です
下記に一覧表に素材別敷き布団の特長をまとめました↓
特長 | 羊毛(ウール) | 木綿 | ポリエステル | ウレタン |
サポート性 | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ |
保温 | ◎ | ◎ | △ | △ |
吸湿・放湿性 | ◎ | △ | △ | △ |
軽さ | ◎ | △ | ◎ | ◎ |
洗濯 | △ | △ | ◎ | △ |
価格 | 高い | 中間 | 安い | 中間 |
特徴の解説
羊毛敷ふとん
羊毛の敷ふとんは価格は高くなりますが、ウールマークの入った品質の確かなものを選びましょう
一般に羊毛敷ふとんは薄いものが多いです、分厚くすると価格がもっと高くなってしまうためです
薄めなのでマットレスの上に敷いて使うのが良い使い方です
羊毛には、他の繊維に比べ保温性や湿気の吸放湿性が抜群に優れているために人間が睡眠中に出す汗を良く吸い外へ出します
そのためふとんがジメジメしないし温かいので健康に良いと言われています
ただ動物性なので、湿ったままにしておくとダニが寄り付きます
乾きは早いので、ダニが付かないようこまめに陰干しをお願いします
木綿敷ふとん
木綿わたの最大の長所は「吸湿性が良い」ということです
ヒトは一晩に200~600ccの発汗を行ないますから、汗を素早く吸うことは良い点です
ただ放湿性が悪いのが難点です、常に天日干しを心がけ、乾燥させることが大事です
日干しをすることで、乾燥されふっくらした寝心地が戻ってきます
デメリットはダニが寄り付きやすい、ホコリが立つことです
アレルギー体質の方には向いていない素材です
ポリエステル
ポリエステルの良い点は軽い、洗濯が出来る、価格が安い、ダニがつかない、ホコリが立たないこと
デメリットは保温性、吸湿性がイマイチな点です
しかし軽いし、水分を多く吸収しないので乾燥しやすい為、短時間干すだけで済み、お手入れは楽です
ウレタン敷ふとん
ウレタン素材の弾力性は、他素材よりも圧倒的にすぐれているので寝心地が良い
吸湿性はイマイチですが、布団が湿気にくいので乾かす必要がありません
壁に立てかけて風を当てるくらいで済みます
ウレタン敷布団は洗濯ができないデメリットはありますがダニが寄り付かない点はメリットです
ウレタン素材の「オクタスプリング」
「オクタスプリング」はウレタン素材の通気性と弾力性が抜群のマットレスです
マットの中は、空洞がある蜂の巣状の構造になっているので通気性が良い
通気性が抜群に良いということは、ダニが寄り付かず、干さなくても立てかけさせるだけでお手入れが簡単
低反発と高反発のいいとこ取りをしたハイブリット反発の構造は、体圧を分散してくれるので、肩、腰、首に負担がかかりません
現在イタリアの5つ星ホテル 「アルピナホテル」全室でも採用されています
サポート力があるので寝心地がよく、虫が寄り付かない、通気性が良いので湿気を持たない点が一流ホテルで選ばれる理由です
まとめ
不眠症の兆しがある方は、枕や布団があっていない可能性があります
毎日寝る寝具は、まず気持ちよく寝られるものであって欲しいですね
ネットで「素材名、布団」と入れて検索するといろいろ種類多く出てきます
素材別の特徴と価格を考慮して、自分好みの枕と布団で熟睡していただきたいです
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